プラスチック射出成型・押出成型 A工場長様

社名、氏名非公開ですが、インタビューさせていただいた内容をほぼそのままに。
(音声データを書き起こしましたので、文章的におかしな部分がありますが、ご容赦ください。)
各務原本社、昭和40年設立。現在6名がお世話になっております。
主に自動車部品製造がメインです。

ベル:スタッフ6名の働きぶりはどうでしょう?

A工場長:全然問題なく、社員と変わらないぐらいの気持ちを持って会社の仕事に貢献していただいている方ばかりですよ。

ベル:以前は他の派遣会社さんも入られていたと思います。更に前、工場長が入社された頃は派遣なんて無かったと思いますが、活用前と今とで派遣自体のイメージって多分、変わって来たんじゃないですか?そのあたりどうでしょう?

A工場長:以前ですと人が集まらない時に当面の忙しい時に来ていただいて一週間、二週間とか本当に忙しい時期だけ乗り切ってやれば良いかな、なんていうところがあったのかな。

ベル:徐々にそれが短期じゃなくて継続性が出てきたという・・・

A工場長:うん、今現在はね。
今は契約が最後になってくるとなかなか・・・。以前ですと申し訳なさってあんまり無かったけど、今ですとやはり申し訳ないなっていう気持ちになりますね。

ベル:感覚的に昔はこの決まった期間だけだからってドライなところが、今はチョット社員さんに近いような・・・情が移っているというか・・・

A工場長:そういうところは出てきますよね。

ただ、どこかではね。その辺、割り切らないと。仕事のボリュームが有る部分でお願いしているというところには違いないものですから。

以前ですと来たり来なかったり。朝、頭が痛いから休むとかね、それが3日4日、一週間続いたりっていうのが当たり前の世界だったんだけど、今来ていただいている方は常識が分かった方ばかりですから。そのレベルの差は以前と比べればあるのかなという感じはします。

ベル:派遣スタッフと社員の方との関係、見ていて感じられる部分はありますか?

A工場長:特に以前ですと和気藹々という部分が社内的にあったりしたんだけど、今はどちらかというと全体的に時間の中で勤務をこなして、終わったらあとは自由でしょっていうような風潮になってきているので、仕事中にコミュニケーションさえ取っていればね、社員と派遣さんの溝があるとかないとかいうより、社員同士にもなかなかそういったものっていうのが無くなっては来ているかなって感じるので、社員と派遣さんの溝とかそんなものは、余り感じないかな。

ベル:一番聞きたい部分ではあるんですが、仮に明日、日本全国で派遣は全面禁止だという法律ができ、将来に渡って二度と今のようなスタイルで人を雇用することができませんよ。ってなったらどうでしょう?

A工場長:まあ、国の法律が変わればそれに則ってどうやって、やっていくかを弊社の中で考えていくしかないかなと思っていますし、ある意味そのへんも今の段階から視野には入れている部分もあります。

ベル:決められたとおりにやるしか仕方が無いという。本音の部分では困ったなという話しなのか、なったらなったで・・・

A工場長:うん。今がもう、そういうね。派遣法で「製造業への派遣は」とか、そういう話がもう来ちゃってるじゃないですか。ですからある意味、時間の問題かなと思っていますから、来たら「ついに来たかな」というぐらいの感じで今でも思っているところはありますよね。

ベル:この機会にご意見とかご要望があれば

A工場長:先ほども言いましたけど、特に問題が何も無いですからホント勤務態度も、ね。真面目に来ていただいてほんとに今の生産に貢献していただいているものですから・・・全然ありません。