おくすりなごはん

暦の上では節分・立春を過ぎ、こころなしか陽気が暖かくなってきたような気がします。春が近づいていると思うと心が躍りますね。

今年は各地で節分の豆まきが例年のように行われ、こうして徐々にイベントが再開されコロナ前の日常に戻って行くのでしょうね。

そんな2月初め、私は医療機関がやっている食堂で漢方の薬膳ディナーをいただいてきました。

近頃“体に良い”“体に優しい”なんでワードがやけに気になるお年頃。昨年知人から話を聞いて是非行ってみたい!!と思ったのですが、なかなか予約が取れないという話…。今の自分の体に必要な食材を選びパーソナルメニューを作成してもらうには漢方医に診察を受け、栄養士と面談しなければいけないらしいのです。が、今回は知人のパーソナルメニューに同席させてもらう形で「おくすりなごはん」にありつけました。

この日は3組8名のお客様。まず30分間漢方医の話を聞いてから食事がスタートします。3組は全く違うメニューです。(※パーソナル診断を受けた人の為のメニュー)

薬膳だからやっぱり中華系か和食かな?と思っていましたが、韓あり伊ありとバラエティ豊富なラインナップ。私がいだたいたのは、鶏むね肉と焼野菜の前菜、トマト&ビーツのソースのロールキャベツ、きのこのチーズリゾット、クレソンのスープ、麦茶のゼリーと生マシュマロ、ハーブティーでした。

薬になるご飯だから「味はどうなの?」と思っていましたが全く薬を感じさせない、とっても美味しいお料理でした。それがここのこだわりだそうです。ここら辺では手に入らないイタリア産オリーブオイルを掛けたチーズリゾットはあまりに美味しそうで、写真を撮るのを忘れてがっついてしまいました。

「体は食べたものでできている」よく耳にするキャッチコピー。この歳になっては手遅れのような気もしますが、日々を健やかに過ごすためにも自分の体質やその時々の不調を整える食材を知りたいので、機会があれば漢方医の診察を受けてみたいなぁ~と思いました。

こちらではオイルマッサージやヨガも受けられますし、宿泊施設もあります。無農薬野菜を使ったお手軽なランチもやっているそうです。