2025サマーバケーション

安達太良山 沼ノ平

どれも若い頃ですが、青森は飛行機でビュンっと。仙台も寝ている間に仲間が運転してくれました。私の東北経験はこの程度だったので、お盆休みを利用して東北・北関東をぐるっと『触って』きました。

注:文中、「充電」とは電気自動車のバッテリー充電を指します。ホップの旨みが際立つあの液体や、良い米と水で醸した香り高いあの飲み物を胃袋に入れているわけではありません。

朝自宅を主発し、9時すぎには富山で充電(コンビニで朝メシ)。日本海側を北上し、新潟で充電(人気のへぎそば店、34組待ち)。鳥海山と日本海に沈む夕陽を見ながら夜には秋田入り。もちろん充電しながら稲庭うどんの名店を検索。スーパーでアルコール(地酒含む)とつまみを仕入れ、そのまま青森まで。この時点で22時過ぎているため初日は津軽SAで車中泊。もちろん夜露に濡れたベンチが宴会場。

5時には起床し移動。目的地は酸ヶ湯温泉Pですが、まだお湯はお預け。八甲田山(大岳)周回し下山したのは昼前。狙っていた浅虫の食堂に電話すると、すでに2時間待ちとのこと。当然計画変更です。青森市内まちなか温泉で汗を流し、YouTuberに多数取り上げられている食堂へ。こちらなんと休業。地元民に人気のありそうな店で早速昼飲み。食後はAFactoryやわらっせを歩き、珍しくおしゃれなドリンクなどを堪能。飛び込みで入った夜の居酒屋は高かった。

高級居酒屋のオーナーに聞いた煮干しラーメンは「あっこく」がおすすめとのことで、7時から朝ラー。岩手山に圧倒されつつ盛岡で一旦下車。充電しながらちょっと仮眠。気仙沼・南三陸・石巻と震災遺構を巡りながら、ひとの逞しさを実感。この日は朝までホテルの普通充電のお世話に。山形牛や牡蠣を堪能し、瓶ビールに地酒三種(3合)、緑茶ハイで大満足。

裏磐梯へ。目的地は安達太良山。ロープウェイ利用のお手軽観光登山かと思いきや、そこそこハード。沼ノ平を見下ろすと世界を征服した気分。喜多方ラーメンを注文した山小屋食堂「まんさく」さんはおすすめ。磐梯山と猪苗代湖を横目に会津若松まで。飯盛山には岐阜県知事と刻まれた凌霜隊の碑があり、また一つ物知りに。今回の旅で初の豪雨と渋滞に捕まり宇都宮到着は20時過ぎ。佐賀嬉野温泉以来のフェアフィールド。持ち込みラウンジ飲みで幸せに。

旅の最終日は安全に帰るだけ。高速入口手前でフル充電したものの自宅までは厳しそう。途中充電のスポットは軽井沢と狙いを定め出発。あれが赤城山かと羨望し、妙義山の山容にワクワクし、未だ健在、軽井沢のブランドを感じつつ、浅間山、八ヶ岳、木曽駒などヤマを眺めつつドライブできたのは、オートステアリングの賜物です。

「オレの行ったことがない都道府県白地図を塗り潰そうぜ!」の旅はこうして幕を閉じ、白地図に残ったのは山口県、茨城県の二県となりました。日本の北側をさらっと触ってきただけ往復約2300km、5日間の旅。

みなさんのバケーションも聞いてみたい。

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