HI!オッパッピー!

前回、下痢と嘔吐に悩まされ、金曜は在宅で仕事すると言いつつ、ほとんどベッドにいた私ですが、翌日土曜には回復し、映画オッペンハイマーを鑑賞してきました。
以前ご紹介した「TENET」のサー・クリストファー・ノーラン監督作です。
公開前から物議を醸し、公開後も各方面から賛否両論あるようですが、私としては鑑賞を強くお勧めします。

「没入感」を評するコメントが印象的で、IMAXを選びました。
自宅リビングもそれなりに音響はこだわったつもりですが、当然比較になりません。大型スクリーンに空気の震えを感じる大音響。
脚本・演出はもちろんのこと、構図やカット割、役者の表情や効果的な音楽など総合芸術(映画)を語るには、とてもほど遠い私でも、このIMAXでの視聴体験だけで、見る価値のある一本でした。

核実験成否直前の張り詰めた無音のシーンと比較し、成功後ロスアラモスの住人に賞賛される「we will rock you」ばりに足を踏み鳴らすあの場面、音の効果でオッピーに感情移入してクラクラすること請け合いです。

少し前にアジア人差別と批判の声が上がったロバート・ダウニー・Jrの怪演、「ミッドサマー」でティーンだったフローレンス・ピューのお色気、マット・デイモンの変わり様など、他にも取り上げる点は多々ありますが、防音工事を施し、高級スピーカーや高価なアンプを取り揃えている上級国民の方以外は動画配信サービスを待つという考えは捨て、映画館に向かってください。

画像はUnsplashDan Meyersが撮影した写真

1972/2生まれ、A型水瓶座 知的で聡明、頭の回転が速く、自分の言葉で物事を語れる男。 観察力が鋭く、クールで現実主義的な一方で、理想を追い求める一面も。 常に自分を磨き続けるストイックさから周りからの尊敬は絶大。 (ふざけるのはココだけにしておきます。)